膝の痛みといっても、それは関節なのか筋肉とか靭帯の損傷なのか、半月板や軟骨の損傷なのか、成長痛のようなものか、場所や症状によって、一概に言えないほど多様です。だから、先ずはどういった状況で痛くなったのか発生機序や、いつからの痛みなのか、既往歴や、場所の特定や痛みの種類、合併症の有無など、そういったものの鑑別診断を色んな検査などで先ず行なったうえで、治療致します。
筋肉や靭帯に対しては損傷及び修復の促進を図るもの、関節は骨や半月板など構成要素の配置や、それに伴う関節位置覚の正常化を、成長痛の有無に対してとる手技もまた変わります、そういった要素を考えながら最適な手技を講じます。
また、禁忌症の鑑別も行い必要があるものは医科への転医を考えて頂く事になる場合もあります、当院では患者さんが正しい治療を正しいタイミングで受けられることにも最新の注意を払います。患者様が一番良いと思われる方向に進んで頂くのも私たちの使命だと思っています。そして私たちの適応であれば、出来る限りの最善を尽くすように取り組んでいきます。