朝起きたら首が痛くて動かせない!左右に向けない、など痛みとともに目が覚めて、朝からとても不快な気分になるナンバーワンが、この寝ちがえだと思います。湿布を貼ったり、無理やり揉みほぐしてみたり…、マシにはなってもなかなかスッキリしないとか、また同じかそれ以上の痛みが再発したり。前の日迄何事もなく過ごしていて、突然の痛みに襲われる事が多いので、原因になることが思いつかずさらに不快感を増大させます。何にもしてないのに!という方も多いですね。
寝ちがえとは、寝ている間の無意識のうちに正常可動域範囲を逸脱した動きや首の位置関係になって、筋や周りの軟部組織、関節、骨面を痛めてしまい、筋や筋膜の損傷、靭帯損傷、骨膜炎など急性の痛みを発生させとても辛い症状になります。
当院では、ご来院いただいた時の痛みの場所を先ず特定し、それがそれ自体の損傷による痛みなのか、根本の原因に対しての防御反応、またそれに伴なう代償によるものかを判別します。それが分からないと単純な緩和操作ではまた直ぐに再発する可能性があるからです。そして、損傷に対しては鎮静化する応急処置を、その後に痛くなくても首の可動制限を作り出している原因になる筋や関節自体のバランス矯正などを行い、再発を予防する様にしています。