筋や筋膜の炎症、それに伴なう代償性の筋や筋膜の癒着、筋同士の滑走障害による極端な腰部可動域制限と運動痛、などなど腰部における筋筋膜性に起こる腰部痛の事をい
基本的に軟部組織の急性外傷性損傷を伴なうので、患部の炎症、腫脹疼痛、自発痛及び運動痛等の急性症状が顕著に表れてくる
頚椎の安定を図る為、首まわりの筋が支える為に張っている時もあるので、ただ単に痛みの緩和操作の為に緩めてしまうと頭の重さを支えられなくなって、もっと症状が悪化することもあります。治療では緩めるのではなく、筋のインバランスをとり調和を保ち結果として痛みが治りやすい方向へ導きます。そして頚椎の捻挫による急性炎症を抑える為の応急処置的な治療を行います。酷い症状の時は、安定を図ることが困難なものに関しては頚椎を支えるカラーを用いて安定を図ります。
その痛み、不安定性がちゃんと緩和された後に、正常可動域を取り戻す為今度は動きの制限をかけている筋や筋膜などに対するアプローチを行います。その時に、事故による外傷性の痛みの緩和操作を同時に行い、できるだけ早くに痛みが無くなる様に、また再発予防に努めます。