こんにちは、池田です。
痛みには理由があります。当たり前ですが。
痛覚という感覚はとても特殊に出来ており、基本的に外傷や感染症など細胞が壊れると神経伝達により脳に痛みが伝わります。脳が感じて初めて「痛い!」となる訳です。
でもこれは、脳が痛いからそこは優先的に早く治さなくては!となる様にカラダの緊急要請の信号と考えられています。
例えば、朝からなんか膝が痛いなぁと思ってたのに、急なお腹の激痛に見舞われた瞬間に、膝の痛み忘れてた…なんて事ありませんか?
当然膝痛が急に治った訳ではありません。腹痛がカラダの中で1番強い痛みになってしまった為に、脳がその痛みを優先的に受け取った瞬間、序列がそれ以下のものを受け取らなくなっているんです。
だから、おなか痛くなくなったら、また膝が痛くなってきたりしますよね?
痛みの特殊性をほんの少しだけお話ししました、興味深いでしょ?人体の神秘的なところですね。
でもこういった考え方が、実際の治療にも過分に活きています、またどうぞお話しさせていただきます!